【06】フェイクニュース対策(01)FB注意喚起カード表示
■IT MEDIA2020.4.17(金)10時33分 公開
『Facebook、新型コロナのデマ投稿に「いいね」した人に注意喚起カード表示』
(引用開始)
米Facebookは4月16日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症に関する虚偽投稿の拡散を防止するための新たな対策を発表した。サードパーティーのファクトチェッカーが虚偽だと報告した投稿に「いいね」したりコメントを付けたりシェアしたりしたことのあるユーザーのニュースフィードに注意喚起カードを表示する。
このカードはニュースフィードのストーリーズのすぐ下に表示される。(中略)世界保健機関(WHO)の「Myth busters」ページへのリンクをシェアするボタンと、リンクを開くボタンが付いている。
(引用終了)
■素朴な疑問
・投稿そのものを削除する手法ではなく、
そのすぐ下に注意喚起カードを
表示するという手法は、
表現の自由への影響を最小限に抑える工夫
として評価できる。
・ただ、虚偽情報だと事実認定するまでには
それなりに時間がかかる。
たしかに削除であれば
慎重な調査が必要だろうが、
このような「両論併記」であれば
虚偽の「疑い」が生じた段階で
ただちに注意喚起カードを表示する
ということでもよいのではないか。
・具体的には、
サードパーティからの報告だけでなく
当事者・利害関係者からの申立てを
トリガーにする、とか。
・その代わり、虚偽情報と断定するのではなく、
「異議が寄せられています」という
表示にとどめる。