諸論点の中立的考察

諸論点について、私見はできるだけ述べず、ちまたの主張を公正中立に比較・分析する。

【04】追跡アプリと監視社会(2)行動追跡なき感染追跡は技術的に可能か

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■ロイター通信2020.4.17(金)08:34『新型コロナ感染追跡アプリは個人情報保護を、欧州委が提言』

(引用開始)
欧州委員会は、(略)「感染追跡アプリの目的は個人の行動を追跡することではないため、位置情報は必要ではなく、推奨されるものでもない」とした。
米国自由人権協会(ACLU)は、感染追跡アプリでは個人の行動を追跡するよりも、携帯端末間で交わされるブルートゥースのシグナルを利用するべきだとしている。
アップル(AAPL.O)とアルファベット(GOOGL.O)傘下グーグルは(略)ロイターに対し、両社の技術を採用する感染追跡アプリに位置情報の収集を認めるかどうかに関する方針を策定中だとした。
 (引用終了)

 

■素朴な疑問

・技術的な疑問だが、そもそも、
 携帯端末間で交わされるブルートゥース
 シグナルを利用すれば、
 行動を追跡しなくても
 感染を追跡することができるのだろうか。
 (どういう技術なのだろう?)

 →(4/20追記/上記@IT記事を拝見して)

  なるほど。匿名識別子を
  普段からユーザー端末に蓄積していくことで
  中央集権的な行動追跡を行うことなく
  感染追跡を行うということか。
  これはいろいろ応用範囲が広そうだ。

 

・これが可能なら、監視社会は回避可能かもしれない。

 

※4/20一部更新